馬の鈴草

縦 21cm
縦 13cm

ウマノスズクサ科の植物です。
世界に300種あるといわれ日本では47種確認されている沢山種類のある木です。
草と書いてありますが、木です。
ジャコウアゲハが卵を産む木でも知られ、盆栽を育てていると沢山幼虫がつきます。
昔は漢方薬として使われていましたが、近年この木には、
アリストロキア酸という毒性物質が含まれていることが分かり今は使われていません。
根、果実、葉を大量に摂取すると、腎障害が起こるということですが、盆栽としては何ら問題はないです。
作り込んで時間がたっていけば、木質が割れてきて、見事な幹肌になってきます。
花は、食虫植物に似た花をつけて面白いです。
実は殆ど付きません。
一説にはジャコウアゲハが葉を食べると、
生命の危機を感じて付けるのではないかと言われていますが、詳細は不明です。
毒性を持っているのでジャコウアゲハ以外虫は付きません。
ジャコウアゲハはウマノスズクサの毒を摂取して体に毒をもって、自分を守るとらしいです。
なので、ジャコウアゲハは鳥にも食べられません。
黒い蝶ですが、綺麗な蝶です。
枝はあまり細かくはできませんが、ツル性ですので、やわらかい枝ができます。

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