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水芭蕉の苗、お分けします。
当方では、水芭蕉の苗を種から育てています。
ご希望の方には苗をお分けします。
育ててみようと思われる方はmailでご連絡下さい。
また、種から育ててみたいという方には種をお分けします。
種が実るのは6月終わりから7月にかけてです。
種は熟すと一つ一つばらばらになって地面にこぼれて、
土に埋もれるか、水に流されていきます。
そして8月に新しい芽が誕生します。


今年も花が咲きました。
去年の今頃、やっと咲いた水芭蕉の花が今年も咲きました。
去年はたった1輪だけでしたが、今年は9輪も咲きました。
それに、去年咲いた花の種から出たと思われる小さな芽も出ていました。
畳1畳もないほどの狭い場所で、流水もない雨水だけの条件の悪い場所ですが、
それでも精一杯花を咲かせて次の世代も誕生して順調に育っています。
今年の春もいろんな所から水芭蕉の苗を分けて欲しいというメールがいくつか届き、
クール宅急便で発送しました。
その苗がまたどこかで花を咲かせてくれたら嬉しいです。
(2007.5.21記)


水芭蕉の花が咲きました。

育てていた水芭蕉が花を咲かせました。
種を蒔いてポットで3年、それを人工的に作った湿地に移植して2年。
合計5年で花が咲きました。
人工的に作った湿地と言っても土を掘ってプラ箱を埋め、その箱にピートモスを入れただけのもの。
流水はなく、雨水が流れ込んで溜まるだけのものです。
夏に日照りが続くと水気が少なくなるので水道で水分補給をしながら育てていました。
溜まり水だけでは花が咲かないのかなあと思っていましたが、2年目にして花が咲きました。
自然の状態の中にも水辺から離れた場所でも花を咲かせる水芭蕉があるので、
溜まり水での栽培でも良かったんですね。
もっとも土はピートモスという湿原特有の土を使っているのでかなり保水性はあります。
日照りが続いても土が乾くという事はありません。
一度花を咲かせれば、次の年も花を咲かせ毎年咲くでしょう。
初めて咲いた花は小さくて可憐な花です。
年々葉が大きくなっていくのと同じように花も年々大きくなっていきます。
(2006.5.15記)


水芭蕉の育て方
水芭蕉は湿原に咲く花です。
ここ、ひるがの高原は標高900mにあり各地に湿原が点在する高原です。
春になると湿原には水芭蕉の白い花が咲き誇り、その花を見ようと観光客で賑わいます。
その気品ある花を自分でも咲かせてみようと、種から育てる事を始めました。
@発芽
種ができるのは6月から7月にかけてです。
熟した種を涼しい場所で水に浮かべておけば発芽してきます。
水が汚れてきたら、水を取り替えます。
A植え替え
2〜3週間して葉が伸びてきたら、ポットに植え替えます。
土はピートモスと腐葉土を半々に混ぜたものを使います。
ポットに1本ずつ苗を植えていきます。
B水やり
そのポットを常時水に付けておきます。
水は絶対欠かしてはいけません。
土の上に水苔を置くと保水性が良くなります。
C暑さ対策
水芭蕉は冬の寒さは問題ありませんが、夏の暑さは大敵です。
気温が30度を越える場合は暑さ対策が必要です。
水温を上げないためには流水を使うのが良いのですが、
無理な場合は日除けをしたり、時々水を替えて水温を上げない工夫をします。
D冬の水芭蕉
冬になると葉は枯れてなくなります。
でも、根はしっかりと生きていて、春になるとまた芽を出します。
冬場も絶対水を枯らしてはいけません。
ひるがの高原では深い雪の下でじっと耐えて雪が融けるのを待っています。
そして、雪がなくなると共に小さな芽を出します。
E花が咲くまで
花が咲くまでには数年かかります。
水だけ欠かさなければ溜まり水でも花が咲きます。
気長にチャレンジしてみて下さい。
枯らさなければいつか花が咲きます。
(2005.5.15記)

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