GUAM
18/FEB/2006
天気が悪い予報は釣り師にとってはなんてこともない。
スプラッシュに濡れて “Here We Go!”
両端がフィリピン海に刺さる虹の橋に見送られて、
ココス島沖へ鳥ヤマを追う。
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スコールに追われて乗り込んだチャーターボートはGUAMの親子船で、キャプテン:コール氏と息子のガイドでまずはマヒマヒを狙う。 出航後スグにバケを流して岸際からトローリングを始める。 全然波もうねりも無いので、船酔い経験者達は盛んに「こんな波なんともねーぞ」と早速備え付けのビールを封切り。サイパンの時より少々小さなルアーが4本、アウトリガーにセットした2本はサカナの皮を縫い刺しにしてある。この仕掛けもサイパンとは違うよなーなどと、トビウオを見ながら30分も走らせると鳥ヤマに追いつき、本日最初のカツオがヒットした。
総勢6名の大所帯ながら、次々とヒットするカツオに皆交代でロッドにしがみつき、船上はお祭り騒ぎで合計5台のデジカメがなかなか良いポジションに立てない。 クルーも客も背中をぶつけあいながらの狂騒に皆のテンションも最高潮。 だからマトモな画像が少ないんだってば。
アタリが遠のくとすぐにフネをまわして鳥ヤマを追い、飛翔する海鳥に限りなく近づくとすぐにまたヒットの連続となる。 ダブルヒット、トリプルヒットにバラシも増えて、管理人は3割のキャッチ率とかなり焦った姿をデジカメされてしまった。 カツオはクチが弱いからと身振り手振りでクルーに教えられても、巻き上げるウデも2年ぶりときてはそうそう覚えるもんでもなかろうに。 それでもトローリングのセッティングに気をもんだ幹事としては、参加者全員にキャッチしてもらえたことを非常に嬉しく思うノダ。
昼も近づきすっかり晴天となり、鳥ヤマも消えたのでキャプテンに何とか伝えて、今回是非にと管理人が注文したジギングを体験しようと沖からジギングポイントへ向かう途中、本日最大のマヒマヒがジャンプした。 ロッドをとる順番が回ってきていたタケモト氏は早速にファイティングチェアに移ってキャプテンの指示のもとレフトだライトだポンピングだとやり取りを始める。 ドラグを引きずってなかなか姿を現さなくなった大物に、一同デジカメを構えるもシルバーブルーに輝くマヒマヒの魚体をレンズに納めることは叶わなかった。 で、しばらく経ってからゴキゲンの一枚をモノにする。
クルーがジギングロッドを準備終わる頃、皆腹が減ったとビールでランチを広げ始める。 どーせ6人も一度にロッドを出せるわけもないので昼メシも食わずにトップを切ってジギングを始める。 50mほどからアオリをいれずに、ひたすら速いスピードで30mくらいまで巻けとの教えに素直に従うとベビーサイズのパラクー
ダがヒット。 「でいんじゃらす」たらなんたら言いながら息子がプライヤーでノータッチリリースしてくれる。 これで幹事のメンツも立ったというものだ。 おもむろにランチを広げてタイムリミットまでジギングロッドを振るメンバーを見ながら、とんでもない日焼けに気づいて少々青くなる。 ハーバーに戻って船上でカツオを1本捌いてもらい、醤油と山葵でまたまたビールを開けて、全員揃って元気で戻ってきた顔に、ツアコンのアベさんにはとてもよろこんでもらえた。 こうなると明日もという欲が出てくるのが管理人、このボートは明日は予約で一杯だとのことでホテルへ戻って探してみることとする。
19/FEB/2006