GUAM
19/FEB/2006
欲張るとろくなことがないぞぉとだれかがどこかでささ
やいているケド、ここまできたのに、この天気なのに、
行かないってテは無いんでないかぃ?
ツアーのデスクでラッキーにも予約がとれちゃった。
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風が少々あるだけで、うねりの少ないGUAM本島の西側、ちょうど宿泊ホテルの前の海を北西に向かって米軍の(たぶん)レーダー基地沖をトローリングする。 鳥ヤマも見えずなかなかキビシイんでないかと焦燥と陽射しにジリジリしていると待望のヒットがあり早速にコジマ氏がチェアに陣取る。
ホテルピックアップが6:30と9:30とどちらがよろしいですがと聞かれても、今夜どれだけ飲むんだいとオプションツアーの申込みデスクで係員の失笑をかうような会話となる。 まあ、夜もしっかり楽しみたいので9:30ピックを依頼して19日もトローリングに出航した。
朝からの晴天に恵まれて、先に出漁していたボートが戻ってくると二組の中年カップルが顔色の悪そーな女性を促すように降りてくる。どーやらあまり快適ではなかったようね。 若いキャプテン一人ということで、そこそこカタコトで様子を聞くと、先ほどの女性がハーバーのスグ先でマグロをヒットさせたが取り込めなかったとのこと。
ヤッター!! これはでかいぞとキャプテンがフネをまわしてくれる。今回はかなり遠くでヒットしたため、ジャンプは見られず、ひたすらドラグの音と糸鳴りの音の合奏。 本日のトローリングは3名のみの参加、他3名は魚を見るんだかオネエチャンを見るんだか、スヌーバダイビング&ドルフィンウォッチングへとコースを分けてたので、デジカメは各自持参してた。 なかなか良いアングルがなくて艫にしゃがみこむとスロースロットルのボートは両端で大きく揺れて、シャッターチャンスが決まりづらいことこのうえない。何枚も失敗のあとでようやっと左の一枚を残せた。本日のベストショットとする。
マヒマヒが海面からジャンプするとバラシの率が高くなるので、慎重に慎重に寄せてきてキャプテンがギャフを用意する。ギャフのフックの先、ラインと交差するあたりにマヒマヒのシルバーブルーの魚体が見える。トローリング用ロッドがかなり手元から曲がっているのが印象的。
18/FEB/2006
げぇぇっとぉぉぉ!! ってなわけで、実はこのとき最初のヒットから数秒後にダブルヒットしていた。管理人が穂先を見つめリールを巻く事2秒ほどでバラシ! なんともはやバラシぐせがついたことで・・・。
スグ先に外洋浮標(ブイ)があって、ここらがこのルートの一番の好ポイントらしい、
ところがまもなくイルカの大群にかこまれ、10〜20頭くらいはおったやろうか、「Hey!Dolphin!」「Hey Look!」と声をかけられ、左舷へ右舷へと3台のデジカメが右往左往してシャッターを切る。 「どるふぃんたくさん、さかなこわいねこわいね、ぴゅー!」と陽気なキャプテンががっくりとするのは、イルカのせいでマヒマヒとかのサカナは逃げてしまうよということらしい。それでも、餌付けされたツアーのイルカでなくて、本当のワイルドドルフィンをこのあたりで見れたのはかなりラッキーらしい。「のーぷろぶれむぅ!」と笑顔で帰港する。 左の写真は昨夜のポリネシアンディナーショー。サイパンの心残りが解消されました。