全ての世代人々が、自分の状況にあった健康づくりを家庭や地域
の支援を受けながら実践し、この和良でいきいきと楽しくまめな生
活を送られるよう全力を尽くし支援すること(住民の方々一人一人
にあった健康づくりを支援するそのために、保健医療福祉のサービ
スを提供している)
→「支えます!あなたと地域のQOLを」
地域医療は、医師が定期的に診療していれば(たとえば週1回診
察だけに行っていれば)良いというものではなく、その地域の資源を考え、その資源を最大に利用して保健医療福祉を包括的に展開することがその定義です。したがって、地域医療は循環器内科、消化器内科、外科、整形外科、産婦人科などの専門医療と並ぶ専門医療といえます。
当施設のある郡上市は約1000平方キロメートルという広大な市であり、このため交通事情などによりへき地が存在し、市長の方針でもある市民にとっての公正平等、弱者に優しい地域、保健医療福祉の一体化といったことを政策展開するためにはこうしたへき地における保健医療福祉システム構築が必要となります。この郡上市地域医療センターはそれぞれの地域の資源を考慮しつつ、保健医療福祉を包括的に提供することを目的としており、特定健診や介護保険事業(特定高齢者把握事業など)といった保健福祉事業に積極的に関与していくことも期待されています。また、従来のへき地医療機関の運営を、中核病院の支援主体ではなく、へき地医療専門の医師が主に行うという新しいモデルであり、私どもはその役割達成に積極的に取り組み、全国的に提言でき得るものとなるよう努力していきたいと考えています。
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年度 | 主な出来事 |
昭和30年度 | ・国保直診診療所開設 所長 中野重男 スローガン「予防を主とし治療を従とする」 具体的活動@高血圧管理A結核の追放B寄生虫の撲滅C家族計画 |
31年度 | ・衛生座談会開始 |
32年度 | ・岐大セルツメント疫学的調査活動開始 |
36年度 | ・母子センター開設 結核患者の医療費全額を旧和良村が負担 ・大阪医大産婦人科医毎週二日の出向診療始まる。 ・眼科医月1回の診療始まる ・全村血液型検査実施 |
39年度 | ・入院患者への食事療養を開始 |
41年度 | ・30床の病院開設 ・リウマチ木曜会発足 ・保健ドッグを始める |
42年度 | ・リハビリを発足 ・和良老人会により庭園造成 ・循環器検診が始まる |
44年度 | ・患者ポプラ新聞発刊 |
46年度 | ・脳卒中の会発足 |
51年度 | ・60床病院に増改築 ・リハビリ施設を設置 |
52年度 | ・ADR電子スキャンを産婦人科に設置(県下最初) |
53年度 | ・歯科開設(朝日大学藤井教室) ・基準給食・基準寝具の認定を受ける |
56年度 | ・理学療法の施設基準の認定を受ける ・医師住宅鉄骨2階建を設置 |
58年度 | ・自治医科大学より医師派遣を受ける |
59年度 | ・藤田学園保健衛生大学と関連病院契約 |
60年度 | ・X線テレビ装置更新 |
62年度 | ・大腸癌検診始まる |
平成6年度 | ・27床の介護老人保健施設を併設 (病院から14床を老健施設へ転換) |
平成11年度 | ・保健福祉歯科総合施設を併設 |
平成16年度 | ・「和良村」が町村合併により「郡上市」となり村営から市営に変更 |
平成18年度 | ・病床を46床から30床へ変更 |
平成19年度 |
・平成19年8月1日より 郡上市地域医療センターとして開設 (国保和良病院から8床の有床診療所へ転換、老健施設は13床の増設) |
・郡上市地域医療センターとして、和良診療所、高鷲診療所、小那比診療所、美山診療所、和良歯科診療所を合わせた組織体系としてスタート。 | |
・H20年3月で国保美山診療所を廃止(福祉バスの路線拡張に伴い廃止となる) | |
平成21年度 | ・小那比診療所を改築(旧小那比保育園を改築し移転しました。) |
平成27年度 | ・平成27年4月1日より県が示す「岐阜県北西部地域におけるへき地医療広域連携構想」に基づき、広域連携のもとに持続可能な地域医療体制の構築を目指す仕組みとして、現行の郡上市地域医療センターを発展的に拡大し、国保白鳥病院を基幹病院とした周辺自治体(郡上市、白川村、高山市)のへき地診療所を含めた地域医療を支える新たなモデルとなる「県北西部地域医療センター」としてスタート。 |
・平成27年12月1日より県北西部地域医療センターの4診療所「和良診療所(小川出張診療)、小那比診療所、高鷲診療所、石徹白診療所」にて電子カルテを運用開始。 |